Mobile World Congressにて中国メーカーのVivoがベゼルレススマホのコンセプトモデル Vivo Apex を発表しました。
ベゼルレスデザイン
5年前くらいのコンセプトデザインのレンダリングでよく見ていたような、未来のスマホはこうなるって感じのスマホです。
個人的にはこのデザインをタブレットに早く持ってきてほしいです。スマホはもちろん大事ですが、タブレットがベゼルレスで小型化されればもっと多くの方が手にとって使ってみたいと思うようになると思います。
飛び出るフェイスカメラ
ベゼルレスの一番の障壁がフロントカメラですが、この機種は飛び出る仕様になっています。
普段は締っているので顔認証に使用するのは難しいですが次項で出てくるようにディスプレイ上での指紋認証に対応しているため特に問題はないように思えます。
問題があるとすれば稼働部分が増えるので壊れやすそうなのと、自撮りなどで目線がおかしくなりそうなことくらいでしょうか。
ディスプレイの指紋認証
全面ディスプレイ=顔認証が難しい現状では是非つけていただきたい機能をしっかりつけているようです。
この機種の面白いところが、上の画像をご覧いただければわかるように指紋の認証範囲が広く、それをりようして二つの指の指紋で同時に認証することも可能だそうです。
どのような仕様用途があるかは明示されていませんが、ロック解除には子供の指紋のみ、アプリや課金サービスには親の指紋も一緒に必要等できると安心かもしれません。
iOSリスペクトのUI
iPhone Xで見慣れているせいか、画面下部までディスプレイだとiOSのほうが映える気がします。Androidはスクリーンキーが下に出てきてベゼルと同化してしまうからかもしれません。
このApexが市場に出てくるか、時期、価格なども不明としていますが、少なくともこのようなフォームファクタが実際に可能と示してくれた多功績は大きいと書いています。またVivoはフラグシップの安売りをしないのでiPhoneXの体験を半額でといった期待はできなさそうです。
サイズを減らせるのはもちろんいいですが、画面じゃない部分を活かしたデザインなども見てみたい気がします。NokiaのWindowsPhone等はベゼルを持ちつつもいいデザインで気に入っていました。新生Nokiaがandroid端末でも同じようなデザインを使ってくれることにひそかに期待しています。