Galaxy S24と共にに発表されたgalaxyAIてすが、ここ数ヶ月で古い機種への適用も発表され、昨年モデルである自分のGalaxy Tab S9 Plusにもふってきたので一分機能を試してみました。
新しい機種の特徴にしたほうが買い替えの理由になってよいのではと思いましたが、新しい機種なら使えますよというより、古い機種にも配信してgalaxyのAIが便利だから次の機種もGalaxyにしたいと思わせる戦略なのかもしれません。
ということは、使ったら便利と思ってもらえるそれなりの自信があるのかと思いますし、実際に使ってみて便利だと感じました。
スマホでのAI処理
AIの機能は学習済みモデルのデータサイズがまだ大きいことと、また、学習済みモデルを高速に動かす計算力が必要なのでスマホだけでの実行が難しく、データを世界の何処かにあるサーバーに送ってそこでできあがった結果をスマホで受け取るという流れが多かったのですが、これだとレスポンスが遅く、またネットにつながってないといけないとう制限がありました。
そんななか、最近のスマホのAI処理の高速化により軽い作業であればスマホの中だけで行えるようになっており、上記の制限を受けずに使えるものが出てきた格好です。
この処理速度が新しいスマホのほうが良いので、古い機種にも機能を展開しても結果的に差別化でき、さらに機種買い替えするときのメリットを感じさせやすいのかと思います。
試した機能
ということで今回降ってきたアップデートで自動文字起こしと要約を試してみました。
このような表示が出てくるので、
プライベートなデータが保護されていそうな気もしますが、機内モードで使えたのは文字起こしと翻訳のみで、要約ではWifiに繋いでとメッセージがでてきたのでおそらく下記の分担だと思います。
気密性が高い内容は文字起こしまでで止めておいて、それを要約するときに他の安全なAIの渡すのがいいのかと思います。
文字起こし:ローカル
翻訳:ローカル
要約:サーバー経由?
YouTubeを聞かせて文字起こしさせたのですが、
完全な結果ではないものの、これがサクッとできるならGalaxyで録音したいと思えるような精度でした。
要約については、全体をまとめたというより、話の流れを大まかに区切って時間とりんくする形でまとめる感じなので、人によっては期待値とずれてしまうかもかもしれません。
録音と、文字起こし、要約があれば議事録など後で作るのもかなり楽になると思います。
精度はどんどん向上すると思いますので、今後に期待したいと思います。