Shanling M1 battery膨張

バッテリーが孵化したかんじです

画面は付きますが、流石に音楽を聞くことはできませんでした。

この問題はリチウムイオン電池全てに当てはまるもので、例えばAppleやSamsung(有名ですが)でも起こってしまう問題で、現にAppleはMacBookPro15インチの特定モデルのリコールを発表しています。

リチウムイオン電池の問題点

この問題が起こるのは、リチウムイオン電池の構成に問題があるからです。自分も素人なのでざっくりしかわかりませんが、この手の電池の中の左右に電極があり、その間をイオンが行き来することで充電・放電をするようなのですが、この電極の間にあるイオンが行き来する場所は電解液という液体で満たされています。

この電解液が温度や衝撃・圧力といった外部影響で発火したり、充放電を繰り返すうちに劣化してガスを発生することで膨張します(今回のパターンは後者の膨張)

このような問題が起きないように設計を工夫して安全性の対策を取るのでしょうが、個体差などでこのように問題が起きてしまう機種が出てくるのだと思います。他にこのような問題が起きている人もいないので、Shanlingの設計の問題ではなく自分がたまたま引き当ててしまっただけと思います。しかし、USB DACとしてつないでいる際は、PCの電源をつけっぱなしにしないほうがいいかもしれません。

全個体電池

これらの問題を解決すべく、間の電解液を個体にした全個体電池も量産間近とのことです。全最初は小型のIOT機器や安全性が重視される車に優先的に開発される気もしますが、再来年くらいにはスマホにも搭載できるようになってくるのではないでしょうか。

個体電池は上記安全性の問題だけでなく、電池容量の増加も期待されているので、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなどもより実用的になってくると思います。

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