Shanling M1 デジタル出力で外部DACに接続

Shanling  M1の機能の一つにLine outで音楽データをデジタルのまま出せる機能があります。

なんでデジタルで出すかというと、本体よりいい音を聞きたいときにデジタル信号のままほかのデバイスに送り、そこでアナログのいい音に変換するためです。

上の写真がDACに接続したところです。これはかなり古いのでこの組み合わせで果たして良くなるのか疑問ですが、

接続すると上記の表記がでてきて、DACの音に切り替わります。この状態だと音量の操作も外付けDACから行います。

DAC(Digital to Analog Converter)へのデジタル出力とは

音楽好きの方にとっては当たり前ですが、音を決めるのはもとのデータであるデジタルデータ(01001….みたいなデータ)からアナログデータに変換するコンバータや、変換したあとに増幅するアンプ部分の質がかなり大きく関わります。

たとえば昔iPodよりウォークマンのほうが音質がいいといった論争がありましたが、これはiPodのこの辺の性能があまり良くなかったからです。

このデジタル→アナログ変換以降を他のデバイスで行うために使用するのがこのデジタル出力です。

通常はShanlingM1のなかでデジタルからアナログに変換・増幅してイヤホンから音が出てくるのですが、デジタル出力をするとそのデータを受け取ったアンプがアナログに変換・増幅して音が出てきます。前述したように音を再現する部分が大きく変わるので、自分の好きなアンプがあれば、どのプレイヤーを使ってデジタルで受け渡して好みの音質に近づきます。

この場合、Shanlingそのものは音楽の入れ物となります。この入れ物の役割自体は他の端末でも可能で、例えばiPod touchに音楽を入れてDACに出力する方も多いようです。

DSD設定

この設定の中でDSDの設定があるのですが、これはPCMと並ぶ音楽の保存方法の一つであるDSD(Direct Stream Digital)のデータをDACに出力するための設定です。

そのため、そもそもDSDのデータを持っている人しかいじらない部分です。

Direct Stream Digitalという名前からもかなり贅沢にデータを使ってそうなフォーマットですが、一般的にこのDSDと、FLACなどのPCM系のなかで圧縮率が高くCD以上の音質を持つ方式がハイレゾに分類されるようです。

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