Bloombergが報じたところによると、現在AppleとSamsungが繰り広げているワイヤレスイヤホンの市場にAmazonも参加するようです。早ければ今年の後半には販売する見込みとのこと。
ワイヤレスイヤホンは現在一番成長著しい市場で、全体で12.5Milion販売されており、Appleはそのうちの60%のシェアを持っているようです。
2022年にはスマートウォッチ市場を超えて、158.43Millionにも及ぶとGartnerは予測しています。
Amazonが自身でワイヤレスイヤホンの開発を試みる大きな理由はAlexa対応デバイスのラインナップ増加で、現在はスマートスピーカーがメインになっている自社のアシスタントAlexaをイヤホンにまで拡大することで、Amazon.comへの注文やその他の自社サービス(AmazonAlexaなど)へのタッチポイントを増やして売上を伸ばす思惑があるようです。
イヤホンから注文をするかはともかく、AmazonPrimeMusicやAlexaを持つAmazonは自社のサービスとの親和性がとても高いので確実に出してくるのではと思います。ここで自社のサービスを優位にするような機能を入れてくるのか注目です。
このワイヤレスイヤホンはAirpods よりも低価格で提供される見通しで、現在は黒/グレーのラインナップが試作されているようです。
iPhoneにはAiePodsがありますが、まだAndroidに対し決定版と呼べるような製品が出ていなので(Googleは作りましたがあまりうまく行っていない様子)、もし1万円を切るような価格でいい商品が出てくるのであればGartnerが予測するような市場拡大への起爆剤になるのではと思います。