Duet DisplayがAndroidタブレット及びChrome bookに対応というニュースを見たので試してみました。
結果としてはバグでMacが使い物にならなくなったので、使用を検討されている方はバックアップをしっかりとってから試されるのがいいと思います。
Duet DisplayはiPadをMac及びWindows のセカンドディスプレイにできるアプリで、気軽に手持ちのiPadでマルチディスプレイ環境が作れるので重宝している方もいたかと思うのですが、新しいMacのOSに標準機能としてiPadをセカンドディスプレイにする機能がついてしまったためお役御免かと思われていました。しかし本家Appleとの差別化を図るために、MacとMacをつないだり、今回試そうとしたAndroidタブレット/Chrome bookもセカンドディスプレイにできるように機能を拡張して生き残りを図っています。
タブレット側はGooglePlayからインストール。
システム側は公式サイトからインストールできます。
ChromeBookも使えるのはいいですね。
Mac版をダウンロードし、順調にインストールしたと思いきや、Duetを起動した途端にマウスやキーボードが操作不能になるという致命的な不具合が発動してしまいました。
厄介なことに再起動してもアンインストールする前に勝手に立上がり、コントロール不可の状況におちいってしまい、手も足も出なかったので初期化することに。
何かと競合している可能性もあったので、初期化してクリーンな状況で再度試しましたが、それでも同じバグが発生しましたのでまた初期化。OSを最新のものにアップデートして試してもまた発動したので再度初期化。合わせて3回も初期化するはめになりました。
機種は2018年リリースのMacMiniです。無念ですが時間がもったいないのでここで諦めました。ネットのレビューでもこんな症状はなかったので自分の環境がたまたま悪かった可能性もありますが、、
Chrome bookをMacのセカンドディスプレイにできるのは魅力的なので様子を見てまた試してみたいと思います。
Windows
気を取り直してWindows版を試してみます。
Mac版と同じサイトからダウンロード→インストールし、メニューの右上のAdvancedSettingをクリックするとWi-Fi経由での接続オプションが選択できるので、ここをクリックすると、同じWi-Fi圏内でDuetのアプリを起動しているChromeBookが候補に出てきました。
こちらをクリックするとセカンドディスプレイになります。
試してみた感じは、リモートデスクトップを試している感じで、ChromeBookのキーボードでも操作ができます。このChromeBookはペン対応しているのですが、タッチとしてしか動作しませんでした。
このリモートデスクトップに似た感じは個人的に好きでいいのですが、同時にgoogleがブラウザ向けに出しているリモートデスクトップの機能を拡張すれば割とサクッと同じようなことができてしまうのではと思いました。ネイティブとウェブで動作の快適さは違うともいますが、画面に表示するくらいの用途であれば有り得そうです。