Facebookの独自OS

Facebookが独自OSを作ろうとしているようです。(From The Information)

Illustration by Laurent Bazart (@laurentbazart)

OSを作る理由はUXの改善はもちろん、Androidなどが使えなくなったときのためのリスクヘッジの色も強いようです。

快適さの担保

そのOSで何をうごかしたいのかを念頭においてつくれば、狙ったものを快適にうごかすことができるようになります。
ハードもOSも作るアップルはすべて設計・最適化して成功したいい例ですが、
ハードを作らなくとも、GoogleがChromeOSをChromeブラウザの動作を念頭に作っているように、Facebookは自身のサービスに特化したOSを作り他社に提供することもできす。

仮想通貨を作るなど、より日常生活に近いテクノロジーの開発を進めていますが、もし日常生活のほとんどがフェイスブックのサービスで済めば、人々はフェイスブックのみ使えば良くなります。そんな世界では別に他のサービスが使えることがマストではなくなるので、いかにFacebookが快適に動くかが端末選びの肝になり、同OSの搭載されているほうが有利になります。

リスクを減らせる

今はOculusなどのハードのOSをAndroidに依存していますが、いつ関係が悪くなって使えなくなるかわかりません(国レベルのはなしですがHuaweiがいい例です)。そんな自体に備えるには自社でOSを作っておくのがリスクヘッジになります。
今回報じられているメインの理由はこちらのようで、次世代の端末に向けてOSの開発を進めているとのことです。

Googleも次世代OS(?)としてFuchsiaというOSを用意しているようなので、どちらが優位にたつのか気になります。

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