Shanling M1 レビュー

Shanling M1を購入して半年くらいたったのでここでレビューとしてまとめたいと思います。

今まで使用していたDAP(DigitalAudioPrayer)と違い、この小さな筐体に様々な機能を詰め込んでありいろんな使いみちを試すことができます。

特徴

 インターフェース

MicroSD

最近ではWalkmanもMicroSDですが、こちらも当たり前のように採用。

気軽に容量を拡張できます。

USB Type-C

これが珍しく、普及価格帯の機種でこの端子を採用しているのがポイントです。最近のスマホの端子が同じTypeCなので共通化できてうれしいです。個人的にはこれが購入の決め手になりました。

 操作感

ダイアル操作

最初にこのデザインを見ときはタッチパネルを期待しましが右上のダイアルを使って操作します。最初は不安でしたが慣れでかなり使いやすくなりました。

ここでできるのは画面On時は項目や選曲、画面Offの時は音量調節です。

音量だけのボタンがないので項目を選んでいる時に音量を調節したりできないのが歯がゆいときもありますが許容範囲です。再生画面では音量の調節ができるのですが、その時の音量は1目盛で±1、画面Off時は1目盛で±2になっている気がします。

OSのつくりというか操作感がFiioと似ているのですが、これはこの2機種のOSを作っているのがHiBY Musicという会社だからだそうです。

らだそうです。Firmwareのアップデートまで似ているのでそのあたりまで作っているのかもしれません。

タッチパネルがいい方はShanling M0が出ているのでそちらがおすすめです。

また、ダイヤル操作に慣れなくても、後述するHiby Linkがかなり使えるのでそちらも検討されてもいいかもしれません。

 Bluetoothイヤホンの使用

Bluetoothイヤホンを購入した際に試してみましたがあまりにぶつぶつきれるので少なくとも外では使う気になりませんでした。このイヤホンとの相性が悪かった可能性はありますが、そのイヤホンとスマホとの接続は大丈夫だったのでShanling側に問題があるのだと思います。後述するBluetoothレシーバー機能では大丈夫なので音源を受信するのは問題なく行えるものの送信するのが苦手なのかと思っています。

ShanlingM0のレビューを見てもBluetoothの接続がよくない様なので、このサイズで音楽データを安定して送るのは難しいのだと思います。

 音質

自分は大した耳を持っていないので割愛させていただきます。

音に関してはいろんなマニアの方が感想をネットに挙げています。DAPはそこまで聴き比べたことがないので比較ができない次第です。

しいて言うとFiioX1よりも派手な音という印象で、邦ロック?(あまり定義はわかりませんが)などに向いている気がします。

5つのモードがある

 USB DAC機能

PCのイヤホンジャックから音楽を聴くと中のノイズや既存のジャックの品質の問題で音質が下がるのことがありますが、これを防ぐ(あるいは音質を大きく上げる)ためにUSBポートに外付けイヤホンジャックをつけることがあり、そのような仕組みをUSBDACといいます。

この機能をShanling M1で果たそうという機能です。

パソコンにShanling M1を接続し、そのShanling M1にイヤホンをつなぐことで音質を上げることができます。

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 USB DACへ出力

USB type Cから本体の中の音楽データを送信し、他のUSB DACで音楽を再生します。

ざっくりいうと音楽の入れ物になるのですが、ハイレゾ音源を活かせる形で他のDACに送信できるのがいいところです。

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 bluetoothレシーバー

M1がBluetoothの受信機となり、普段使用しているスピーカーやイヤホンがワイヤレスになる機能です。例えばスマホの中の音楽をBluetoothで送信し、ShanlingM1で受信して再生することができます。

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 Hiby link

ダイヤル操作に慣れない方、タッチパネルで操作したい方はスマホにアプリを入れて遠隔操作することができます。Shanlingはポケットに入れたまま、スマホのアプリで選曲できる機能です。家でスピーカーにつなげておけばスマホから操作で得きる簡易コンポにだってできるかもしれません。

写真ではUSBが刺さっていますが、充電中のためです。

この機能ではスマホの中のアプリがShanling M1のなかの音楽情報を読み取り再生操作を行うことが出きます。

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FWアップデート

Fiioもですが、Shanlingも定期的にFWをアップデートして機能の追加や動作の安定性を向上させています。

PCでサイトからダウンロードして、本体のルートフォルダに保存して再起動すれば実行できるので、定期的にアップデートしてみるのもいいと思います。上記5つのモードのうちHiby Linkもこのアップデートで対応しました。

詳しいアップデートの方法はこちらをご参照ください。

 まとめ

shanling m0が人気ですが、こちらにしかできないことも多く、小さい画面をタッチで操作したくないがコンパクトなDAPが欲しいという方にはお勧めです。

特に、DAPとしての出番が終わったとしてもいろんな用途に使えるのでこれは買って後悔なしでした。しかし当時ShanlingM0が出ていればかなり迷ったと思います。

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